偉大なるフレンチカーが成し得たレース界の金字塔。
ベールに包まれたコンストラクターの情熱に魂は揺さぶられる。

フォーミュラ・ワンの偉才
レース界で名声を勝ち得る― それが新興マトラの目指したものだった。スチュワートの手によるF１世界チャンピオン獲得。そしてフェラーリを超えるべく製作されたV12エンジン。６０年代末から７０年代、グランプリ黄金期の映像がその栄光を伝える。

ル・マンをブルーに染める
ポルシェ、フェラーリ、フォード、最強のライバルがせめぎ合いを見せていた。そこにフランス悲願の優勝を目指し、マトラは戦いを挑んだ。苦難のプロジェクトスタートから３連覇の偉業達成。名車MS６３０、幻の６４０、マトラの足跡がここに明らかとなる。