☆F1 SPECIALSシリーズ完成品について
F1 SPECIALSはロムファクトリー製作によるハンドメイド完成品です。同じロムファクトリー完成品の「Flat Out」が現行のF1マシンを製作するのに対し過去の思い出に残る名車をシリーズで製作しています。
ある程度まとまった数量を製作することによって非常に高いコストパフォーマンスを実現しています。
完成品はすべてクリアーコートの上ポリッシュが行われています。一般的な量産品のミニカーの場合、スジ彫りをまたぐデカールであってもスジ彫りでデカールに切れ目を入れていません。つまりデカールがスジ彫りをまたいだ状態になってしまっています。しかし、ロムファクトリー製作によるF1 SPECIALSシリーズはロープライスながらスジ彫り部分でデカールに切れ目を入れて溝にデカールを落とし込んでいます。また、ディスプレイケースも高級感のあるアクリルケースを使用しています。
019の前作018もノースの下にかなりの空間があったのでノーズは高い方だったが、019のノーズの高さは多くの人々の理解を超えていました。まともに走るのか懐疑的な意見も多くありましたが、現在のF1マシンのノーズを見てもわかるようにその後のF1マシンのデザインを一変させる画期的アイデアでした。エアロダイナミストのジャン・クロード・ミジョーのアイデアでしたが、アンダートレーと路面の間に積極的に空気を流してアンダートレーの下を流れる空気の流速を上げ負圧を発生させようという物でした。
中嶋 悟は019でイタリアGPと日本GPの2度6位入賞しています。1991年の日本GPはリタイヤしていますのでこれが鈴鹿での最後のポイント獲得となります。しかも予選14位から追い上げ6位入賞という中嶋らしいレースでした。