リチャード・バーンズ(スバル)初のワールドチャンピオン獲得
遥かなる栄光への道を己の限界を超え駆け抜けた希代のスプリンターたち。
トライ&エラーを重ね進化し続ける公道最速・最強マシン。
幸運と挫折。それらすべての軌跡がここにある。
ひとつのミステイク、予期せぬ罠、そして天候がドライバーを当惑させすべてを無にするクラッシュを引き起こしてしまう。
栄光を勝ち取るか、それとも絶望のリタイアを喫するか、コ・ドライバー、チーム、そしてファンの力を貰い勇者は限界を超えたアタックを止めようとはしない。
1月、伝統のモンテカルロでスタートを切り、マディなウェールズの森でフィナーレを迎えた2001年WRC。
最終イギリス決戦を迎えるまで僅かなポイント差でチャンピオンシップは争われていたのだ。
それはまさに波乱と混乱が交錯した緊迫のシーズンといえた。
レギュラーの6ワークスに戦いを挑んだシトロエンの巻き起こした嵐。
王者グロンホルムの予想だにしなかった失速劇。
マキネン、サインツ、マクレー、バーンズの4強対決。
全14戦の熱き戦い、リチャード・バーンズが初のワールドチャンピオンを手にし、プジョーは2年連続のタイトル獲得となった。
価格:3,024円(税込)