ハセガワのプラモデルベース完成品です。
今回このモデルを製作することになったのはモデラーのちょっとした好奇心によるところが大きいのですが、当然このモデルを作るからには仮面ライダー世代のモデラーであり好きであることは察することができるとおもいますがそれだけではありません。
目的は3Dプリンターの技術を使いより精度の高いスポークホイールを組むことができないかというところです。画像も掲載していますがもともとメッキ処理されたスポークホイールがキットには付属しているのですがこれがスポークが太くてこのままだとおもっちゃっぽっくて重たい雰囲気になってしまいますので、これをリムとハブを3Dプリントで出力し、スポークを真鍮線、ニップルにパイプを埋め込み再現しすることでスポークの細さも際立ち実車さながらのホイールにしあがっていると思います。事前にモデラーから製作内容は聞いていましたがバイクのモデルの見せ場ということもありかなり気合い入っていました。
ちなみにホイール以外のメッキパーツも全て一度メッキを落としてメッキ塗装を施しています。
もう一つの見せ場でもあるチェーンも3Dプリントで出力し直しています。当然チェーンのコマの間は肉抜きされていますし、ブレードから飛び出すピンの頭の綺麗にそろっているので実に自然な感じの仕上がりになっています。ここはエッチングにピンを打ち込んで組み上げるチェーンとの仕上がりが変わってくる大きな差ですね。チェーンを塗装して組み立てるのであれば3Dプリントチェーンはほんとお手軽かつリアルに仕上げられるディティールアップパーツだと思います。
シートは単純にフレームに乗せているだけの脱着式、シートサイドのカウルはネオジムを仕込んでの脱着式になっています。
他にも細かなカスタムが施されているのですがここに書き連ねるよりも詳しい製作過程をモデラーさんがブログで公開されてわかりやすいと思いますのでぜひ一度読んでみてください。
細かなところまで作り込んでこの価格ならご納得いただけると思います。
製作ブログはコチラ https://hs299.livedoor.blog/archives/cat_396811.html