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　スタジオ27からエブロのロータス91を中嶋がテストした仕様に改造するトランスキットが出ていますのでロムファクトリーで製作致しました。
　1982年、当時全日本F2選手権は6戦中5戦を鈴鹿で開催するという鈴鹿中心のレースでした。グラチャンシリーズの富士、フォーミュラの鈴鹿と当時の国内トップカテゴリーは完全に二分されていました。鈴鹿で行われるF2レースには全日本F2のタイトルとは別に鈴鹿F2チャンピオンのタイトルが掛けられていました。中嶋はこの鈴鹿F2チャンピオンのタイトルを5戦4勝という圧倒的強さで獲得します。こ之タイトルには「JPS賞」と言う副賞が付いていました。その副賞がなんとチームロータスでのF1テストだったのです。ロータスもスポンサーがJPSだったことから実現した企画でした。
1982年12月ドニントンサーキットで行われたテストに中嶋は招待されました。当時のオートスポーツには天候が悪いなか好タイムを記録したと書かれていました。しかし、チームにはアンジェリスとマンセルと言う実力のあるドライバーがすでにいたので契約には至りませんでした。しかし、5年後中嶋は念願叶ってロータスからF1デビューしています。
　エンジンがむき出しになった後期仕様なのでエンジン周りも作り込んでいます。

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