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1950年代初頭、このトラックを道路で見た多くの人々は驚いたことだろう。なぜなら、三軸のタイヤのついたボックストレーラーのみで走っているように見えたからだ!
このトラックの製造メーカーは、アメリカの企業ファジオール・モーターズ・カンパニーだった。第二次世界大戦後、同社は市場での位置を確立するため他社との差別化を模索していた。
その結果、従来のトラックの寸法で最大の積載能力を持つトラックを設計するというアイデアが芽生えた。このアイデアは最終的に「スーパーフレイター」という全く新しいコンセプトにつながった。トラックのベースは、実際にはフロイハウフ・トレーラー・コーポレーションというメーカーの三軸トレーラーであった。
ボックスボディは後部に設置されたが、前部では大幅な改造が必要だった。アルミニウムの構造部分は半円形のフロントに置き換えられ、上部と下部の両方で補強された。中央に補強用支柱のついた、カーブした2つの窓が、ドライバーの視界を確保した。キャブは簡素なインテリアが施され、シンプルなドアをつけて完成した。ドアの位置に取り付けられた2つの小さな梯子が乗降に使用された。
ドライバーシートのすぐ後ろから、貨物のための収納スペースになっていた。シャーシの中央には、インターナショナル ハーヴェベスター社の製造したアンダーフロアディーゼルエンジンが取り付けられた。
このトラックは一つだけの存在のままであり続けた。