300SLRに搭載されていたエンジンです。F1のW196用の2500CC 直列8気筒エンジンをベースに3000CCに拡大したもので、シリンダーブロックは軽量なアルミ合金製に変更されましたが、これはレーシングエンジンとしては初の採用例だったそうです。そして独創的なのがバルブの作動方法です。一般的なレシプロエンジンで用いられるバルブスプリングを使用していないのです。バルブの開閉を別々のカムで行っていました。つまり1つのバルブにつき2組のカムとロッカーアームを設けてバルブの押下と引上を分担させ、スプリングに頼ることなく強制的にバルブを閉じることで、高回転時におけるバルブタイミングを正確にしようという機構でした。さらに燃料はシリンダー内に直接噴射する直噴システムまでも搭載していました。今でこそ市販車でも直噴ガソリンエンジンはありますが、当時は非常に珍しい方式にトライしていました。当時のメルセデスの技術レベルがいかに高かったかがわかるエンジンです。エンジンだけでも十分に見応えのある完成品に仕上がっています。300SLRに搭載されていたエンジンです。F1のW196用の2500CC 直列8気筒エンジンをベースに3000CCに拡大したもので、シリンダーブロックは軽量なアルミ合金製に変更されましたが、これはレーシングエンジンとしては初の採用例だったそうです。そして独創的なのがバルブの作動方法です。一般的なレシプロエンジンで用いられるバルブスプリングを使用していないのです。バルブの開閉を別々のカムで行っていました。つまり1つのバルブにつき2組のカムとロッカーアームを設けてバルブの押下と引上を分担させ、スプリングに頼ることなく強制的にバルブを閉じることで、高回転時におけるバルブタイミングを正確にしようという機構でした。さらに燃料はシリンダー内に直接噴射する直噴システムまでも搭載していました。今でこそ市販車でも直噴ガソリンエンジンはありますが、当時は非常に珍しい方式にトライしていました。当時のメルセデスの技術レベルがいかに高かったかがわかるエンジンです。エンジンだけでも十分に見応えのある完成品に仕上がっています。
画像をクリックしていただくと拡大表示します。
|
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |