AMCのトランスキットを組み込んだタミヤプラモデルベース完成品です。
優勝請負人として96年にフェラーリに移籍したシューマッハがハッキネンとのポイントランキング抜きつ抜かれつの熾烈な争いを繰り広げたなかようやく念願のタイトルとコンストラクターズをフェラーリにもたらしたマシンがこのF1-2000でした。製作はロムファクトリー 1/20 プラモデル完成品を多数制作販売しているモデラーさんですのでその仕上がりはロムファクトリーそのもの、本来ならロムファクトリーの名前をのせたいところなのですが大人の事情で冠せることができないのが残念です。
日本GPを制作するにあたり外見上つぎのの特徴を再現しています。
・フロントウイングは直線タイプ
・フロント翼端板のフィンは巨大タイプ
・CORNESロゴあり
・アンテナはコクピット前方と右側に一本ずつ
・ミラーステー位置は下部
<工作>
パネルラインのスジは墨入れ無しで自然に影が落ちるよう、タガネで深く掘り直し。
ボディカウルは塗装前に一体化。
フロントウイング一式とサイドミラーをAMCモデルの鈴鹿仕様パーツに置き換え。
コクピット前方のアンテナを『さかつう/アンテナG』で追加。
コクピット右側のアンテナを『トップスタジオ/ 1/20アンテナ For F2000,F2001』で追加。
カウルリベットを『アドラーズネスト/ブラインドリベットヘッドSSS 0.5/0.25』で追加。
シートベルトを『モデルファクトリーヒロ/フレキシブルシートベルト赤』で再現。
ホイールのエアバルブを『さかつう/6502 1/20エアバルブ』で追加。
サイドミラーの鏡面は洋白板で自作。
リヤサスペンションの断熱シートはハセガワのミラーフィニッシュのゴールド、シルバーをそれぞれ貼り付け。
ケース固定用のM3ナットを埋め込み。
<塗装>
- カウル -
サーフェイサー1200で表面を整え、本塗装。「バルケッタ/フォーミュラ蛍光レッド」を選択。
クリアーを軽く吹き付け。デカールは考証に優れたシュンコーモデルの専用品を使用。
クリアーコートは『ガイアノーツ/EXクリアー』を吹き付け。『コバックス/トレカット#1300、#1500』で塗装のユズ目とデカール段差を除去し、オーバーコート。ラプロス6000/8000と3Mコンパウンドで磨き込み。カウル裏側をつや消し黒で塗装。
- カウル以外 -
サーフェイサー1000を用いて、見える部分のパーティングラインと押し出しピン痕を除去。
サスペンション等の細かなパーツもサーフェイサー吹きとヤスリがけをを繰り返し丹念にパーティングラインを消したので、画像をご覧ください。
黒はピュアブラック、カーボンブラックの他、調合した青系の黒、茶系の黒を実車を参考に塗り分け。
シルバーは下地にグロスブラックを吹き付けた後にシルバー、メッキシルバー、フラットアルミを部材に応じて塗り分け。
ブリヂストンロゴは印刷を剥がし、タミヤのタイヤテンプレートを用いて吹き付け塗装。
ホイールはパール塗料を選択し、経年変化を考えデカールをクリアーコーティング。