フジミのプラモデルベースです。製作はロム専属モデラーである竹田文義氏です。ボディメインカラーであるブルーは濃いめのブルーを使用しているため全体が落ち着いた印象を受ける仕上がりになっています。フューエルキャップやオンボードカメラの金属の質感は独特の再現具合で、それぞれ質感の違う金属表現を再現するなど手が込んでいます。特に氏の製作する完成品のすばらしさはなんといってもクリア塗装の深みのある光沢です。氏独自の工程を経て仕上げられる光沢はどこから見ても隙がなく魅了されます。今回もその良さがいかんなく発揮され楽しむことができます。
今回の製作内容は以下のようになっています。
<工作>
カナードフィンを0.5mmプラバンを切り出して薄く作り直し。
ウインドシールドを極薄フィルムを切り出して薄く作り直し。
ブレーキランプが再現されていないため、同社FW14Bの物を加工し追加。
サイドポンツーンのワイヤーは実車と位置が異なるためオミット。
アンテナを『スタジオ27/FW16アンテナ』で追加。
シートベルトは『モデルファクトリーヒロ/フレキシブルシートベルト赤』を追加。
コクピット周りを『ホビーデザイン/1/24 トグルスイッチ(A)』、『さかつう 埋め込みピン 穴なし φ0.75mm 10個入』、『アドラーズネスト/ブラインドリベットヘッドSSS 0.5/0.25』に置き換え。
タイヤをタミヤ製のMP4/8のものに置き換え。
ホイールのエアバルブを『さかつう/6502 1/20エアバルブ』で追加。
サイドミラーの鏡面を洋白板で追加。
ケース固定用のM3ナットを埋め込み。
<塗装>
- カウル -
サーフェイサー1200で表面を整え、『ガイアノーツ/EXホワイト』を塗装。青は『フィニッシャーズ/ブライトブルー』を塗装。
デカールはシュンコーモデル製を選択。純正のものより考証が正確で実感が高まります。
クリアーコートは『ガイアノーツ/EXクリアー』を吹き付け。
コンパウンドはソフト99、3M製の業務用のものを用いました。
ソフト99細目で肌調整を行い、3MDC-1L、ラプロス6000および8000、3Mウルトラフィーナ1、ウルトラフィーナ2をかけ磨き上げました。
- カウル以外 -
サーフェイサー1000を用いて、見える部分のパーティングラインと押し出しピン痕を除去。
サスペンション等の細かなパーツもサーフェイサー吹きとヤスリがけをを繰り返し丹念にパーティングラインを消したので、画像をご覧ください。
黒はピュアブラック、カーボンブラックの他、調合した青系の黒、茶系の黒を実車を参考に塗り分け。
シルバーは下地にグロスブラックを吹き付けた後にシルバー、メッキシルバー、フラットアルミを部材に応じて塗り分け。
グッドイヤーロゴはフィニッシャーズのタイヤテンプレートを用いて吹き付け塗装。
クリアーはラッカー系を用いるので、乾燥時間は余裕をもって計2週間取っています。
内訳は研ぎ出しまでに自然乾燥4日と加熱乾燥3日、仕上げクリアー塗装後に同様に自然乾燥4日と加熱乾燥3日。
改造部分を羅列していますが、最もこだわっている部分はカウルの光沢仕上げです。
ラッカー系を用いる事で塗膜をシャープに、磨きだしは表面のシボと磨きキズをライトで確認しつつ取り切るように努めています。