1978年、ロータス79で悲願のワールドチャンピオンを獲得したマリオ・アンドレッティ仕様です。チャンピオンを決定したイタリアGP仕様で製作しています。
精密さ定評のあるモデルファクトリー ヒロのキットをベースにさらに徹底的に作り込んでいます。キットのままですとフルディティールとはいえ脱着できるのはコックピット周りのカウルとファンネル周りのエンジンカウルのみですが、リヤウイング、サイドポンツーンを脱着可能に大改造して実車同様にシャーシのみの状態にまでバラせるように改造しています。モノコックと一体になっているアンダーウイングを切り離し実車同様のサイドポンツーンを作ればいいわけではなくて問題はその先です。脱着を前提としていないのでサイドポンツーンの中はラジエータがあるだけで中は空っぽなんです。それを実車道用にラジエータとオイルクーラーのステーとその配管、サイドポンツーン自体のステー、電気配線、消化器、ライフサポートシステムのボンベ等すべて自作しています。リヤウイングを脱着にするのも一苦労です。ひっかける部分がないので上に載せるだけでは後ろに倒れてしまうのです。これを解決するために極小の強力磁石をカウルに埋め込んで固定するようにしています。サイドポンツーン脱着のためにはリヤタイヤが邪魔になるのでリヤタイヤも脱着可能としています。
その他ファンネルのメッシュの再現、布製シートベルトに交換、ホワイトメタルを磨きだしてアルミモノコックの質感を再現等定番のディティールアップも随所に施されています。
イタリアGP以外の仕様も製作できます。ご相談ください。