モデルファクトリーヒロのメタルキットベース完成品です。以前製作したモデルにさらにディティールを加えてバージョンアップモデルとして製作しました。(前回製作したモデルはコチラ)
前作と違うところは、まずフロントカウルの両サイドとボンネットにキャッチピンを追加。両サイドのピンを抜くことでフロントカウルが開閉でき、ボンネットのピンを抜くことで中央カバーが開閉できるようになっています。エンジンカウル部分にもキャッチピンとネオジムを埋め込んでよりぴったり閉じるようにしています。エンジンカウルのキャッチピンは取り外さなくともカウルの開閉は可能になっています。ヘッッドライトカバーを脱着パーツとして追加しました。ドアの窓は透明から薄いクリアグレーのエンビ版に差し替えています。今回ホイールキャップは取り付けせずに仕上げています。
キット自体はフルディティールキットですが開閉ギミックのないキットなので各部実車どおりに開閉できるように自作のヒンジを組み込みフル開閉モデルにしています。製作してもらったのはロムファクトリーで43のフルディティール開閉モデルを数多製作してきた岩泉氏です。氏はとくにラリーカーが好きなモデラーでしてその中ですもランチアが大好きということでこれまで発売されてきたデルタのキットは全て作ってきたと言っても過言ではないほどです。そんな氏が今回このキットを製作した際に、これまでのキットの中で一番スタイルがカッコいいと絶賛していました。プロポーションは文句なしだったのですが組むとなるとそこはヒロのキット、一癖も二癖もあり仮組みを2回行い入念な下処理をし組み進めはしたものの途中でズレが生じすべてバラしてからもう一度仮組みから見直し修正を加えてようやく組み上げることができたとのことです。細部も出来る限り実車に近づけるようパイピングや電気ユニットなど自作で追加しています。