プラッツのプラモデルベース完成品です。
シュワンツ好きのモデラーがいつも以上の意気込みで88年式モデルと一緒に仕上げたモデルです。ガソリンタンクとアンダーアウルは脱着できるとこのですが、アンダーカウルはぴったりハマってしまっているためか取り外しは断念しました。
このモデルを納品してもらい始めてしったのですがタイヤサイズは93年から転倒が多かったシュワンツのパワースライド対策として、タイヤ外径は17インチのままホイール径を前後16.5インチとしてタイヤのラウンド形状を増やし転倒回避の対策がされていました。キットはその辺りが再現されていない為にタイヤとホイールが合わないのをタミヤの16.5インチ用のタイヤを前後ともセットし忠実に再現する拘り様です。シュワンツファンならではの再現だと思います。
どうしてもチリが合いにくいアッパーカウルとアンダーカウルにかかるラッキーストライクのロゴは合わせる為に仮組みを繰り返してズレを極力無くしています。ステップバーが金型の抜きの関係でただの棒になってたのでtop studioのローレット加工のある物に交換しています。チャンバーは焼け色をガイアのクリアーカラー各種にて再現しています。隠れてしまい全てを見ることができないのが残念ではありますが、キットのビニールチューブは使用せずに適材適所で各種径の違うパイプで再現、特にブレーキリザーバータンクに繋がるパイプに関しては透明のチューブにクリアーカラーで色付けして取り付けています。BEEMAXのオリジナルディテールアップパーツを組み込みましたがフロントディスク板はリューターにセットして回転傷を再現しました。フレームのボルト類もエッチングパーツに交換してます。
製作は宮崎誠司氏。氏の製作歴は長く以前は他のショップさんにて製作依頼を受付ていた経歴もある実力者です。