シナプスモデルのオール3Dプリントキットベース完成品です。キットストレート組です。
製作は東大阪で製作工房、ホビースペース36を運営されているオーナーのタケさんです。タケさんは実車のボディーカラーを元に完成品として見た時に多くの人がイメージしているであろうカラー再現する技に長けているモデラーさんです。
今作もその技がいかんなく発揮されています。メインカラーであるブルーは多くの人のイメージとして定着している色を再現するため、シルバーの上からブルーを吹き一度キャンディーブルーに仕上げその上から若干紫よりになるようクリアパープルを吹き付け仕上げています。見る角度によって僅かにパープルが浮き上がってくる絶妙な死が理になっています。実際のモデルを見るとイメージそのままの仕上がりになっていると思います。
カーボンは全て切り出して貼り付けています。フロントウイングのフラップ前縁はカーボン剥き出しになっています。それを再現するためフラップ全てにカーボンデカールを貼り前縁部分をマスキングしホワイトを重ね塗りしています。下地のブラックが浮くことなくホワイトが綺麗に発色しているので説明されないければ決してわからないと思います。
今回タイヤは半光沢のクリアーで仕上げています。これはピレリの新品タイヤは鏡のようなピカピカの表面になっているのですが、それをそのまま光沢で仕上げてしまうと、ボディーの光沢よりも目立ちすぎることになるため全体のバランスを考え半光沢にしています。タイヤは艶消しというイメージが定着しているとも思いますがピレリタイヤに関しては光沢タイヤだということも知っていただけると嬉しいです。
台座は角田選手のヘルメットをモチープにしています。ディスプレイケースはホビスペース36オリジナルの組み立て式が付属しています。非組み立て式ケースをご希望の場合は別途費用がかかりますが製作可能です。
東大阪へ足を運べる方で模型を作ってみたいと思った方はぜひオーナーの元を訪れてみていください。気さくなオーナーが親身になってサポートしてますよ。
オーナーのユーチューブチャンネル "Take_Channel" に総括がありますので以下に公開しています。ぜひチャンネル登録もしてくださいね!