製作はロム専属モデラーである竹田文義氏です。カラーの再現に独特の個性がある竹田氏ですが決してイメージを損なわず新たな視点で仕上げることができる、まさに匠の技が光ってる逸品です。クリアー後の研ぎ出しもオリジナルの工程を経て仕上げられていますのでその光沢も思う存分楽しむことができます。セナの通算優勝記録に並びレース後の記者会見で涙したシーンが鮮明によみがってくる仕上がりになっています。
タミヤのプラモデルベースです。キットはハイダウンフォース仕様のキットとなっていますので、イタリアGPの高速仕様にするためリアウイングパーツは3Dプリントにて製作したものに差し替えています。また、ミラーのステーも形状がちがうためこちらも3Dプリントにて製作したものに差し替えています。モデラー初の3Dプリントパーツを組み込んだモデルです。また、フロントウイングも高速仕様にするためパーツを削りサイズをイタリアGP仕様に修正しています。
それ以外の今回の製作内容は以下のようになっています。
<工作>
パネルラインのスジは墨入れ無しで自然に影が落ちるよう、タガネで深く掘り直し。
ボディカウルは塗装前に一体化。
フロント翼端板はキットパーツを加工し、フィンのない形状に変更。
サイドミラーおよびリヤウイングフラップはf2-design様に製作を依頼した3Dプリントパーツに置き換え。
ホイールを『ミスタークラフト/T社F1-2000用アルミ製ホイールVer.2』に置き換え。プライマー、クリアー塗装後にデカールを貼り、クリアーコーティング。つや消しで仕上げました。
ホイールのエアバルブを『さかつう/6502 1/20エアバルブ』で追加。
コクピット前方のピトー管を0.4mm洋白線に置き換え。
コクピット前方のアンテナを『トップスタジオ/ 1/20アンテナ For F2000,F2001』に置き換え。
コクピット右側のアンテナを『さかつう/6401 タミヤ製F1-2000用ドレスアップ・キット』付属のパーツに置き換え。
カウルリベットを『アドラーズネスト/ブラインドリベットヘッドSSS 0.5/0.25』で追加。
シートベルトを『モデルファクトリーヒロ/フレキシブルシートベルト赤』で再現。
サイドミラーの鏡面は『さかつう/6401 タミヤ製F1-2000用ドレスアップ・キット』付属のパーツに置き換え。
フロントサスペンション基部の金属部は『さかつう/6401 タミヤ製F1-2000用ドレスアップ・キット』付属のパーツに置き換え。
リヤサスペンションの断熱シートはハセガワのミラーフィニッシュのゴールド、シルバーをそれぞれ貼り付け。
ケース固定用のM3ナットを埋め込み。
<塗装>
- カウル -
サーフェイサー1200で表面を整え、本塗装。「バルケッタ/フォーミュラ蛍光レッド」を選択。
クリアーを軽く吹き付け。デカールは考証に優れたシュンコーモデルの専用品を使用。フロント翼端板のTIMロゴは同F2001のものを使用。
クリアーコートは『ガイアノーツ/EXクリアー』を吹き付け。『コバックス/トレカット#1300、#1500』で塗装のユズ目とデカール段差を除去し、オーバーコート。ラプロス6000/8000と3Mコンパウンドで磨き込み。カウル裏側をつや消し黒で塗装。
- カウル以外 -
サーフェイサー1000を用いて、見える部分のパーティングラインと押し出しピン痕を除去。
サスペンション等の細かなパーツもサーフェイサー吹きとヤスリがけをを繰り返し丹念にパーティングラインを消したので、画像をご覧ください。
黒はピュアブラック、カーボンブラックの他、調合した青系の黒、茶系の黒を実車を参考に塗り分け。
シルバーは下地にグロスブラックを吹き付けた後にシルバー、メッキシルバー、フラットアルミを部材に応じて塗り分け。
ブリヂストンロゴは印刷を剥がし、タミヤのタイヤテンプレートを用いて吹き付け塗装。
タミヤ『ディスプレイケースC』付属。
台座はアクリル板乳白色を業者に発注し用意しました。
クリアーはラッカー系を用いるので、乾燥時間は余裕をもって計2週間取っています。
内訳は研ぎ出しまでに自然乾燥4日と加熱乾燥3日、仕上げクリアー塗装後に同様に自然乾燥4日と加熱乾燥3日。
改造部分を羅列していますが、最もこだわっている部分はカウルの光沢仕上げです。
ラッカー系を用いる事で塗膜をシャープにし、磨きだしは表面のシボと磨きキズをライトで確認しつつ取り切るように努めています。
写真では判別が付きづらい部分ですので、実物をご覧になって頂けると幸いです。
Ferrari F1-2000 Italian GP 2000 M.Shumacher Winner F1 41th win








