タミヤプラモデルベース完成品です。
かつてこれほど手の込んだ020のフルディティールを見たことがあるでしょうか。しかも日本GP仕様に改修されているモデルですよ。納品してもらった時は驚きました。何がかってプロポーション完成品だと思っていたものがフルディティールだったんです。つまり、カウルが脱着できるとは思えないほどカウルを取り付けた状態のプロポーションモデルとしても完成度が高いということです。タミヤのプラモは塗装するとカウルが合わなくなってくるほど素体の精度が高くカウルを合わせるのには異常なほど苦労するのですが、ノーズとカウルの取り付けがバッチリ決まっていてプロポーションとしても飾っておきたくなるし仕上がりになっています。
日本GP仕様するための徹底的な改造内容も驚愕の内容になっています。
日本GPにするため大きな違いは、前後ウイング、ディフーザーになるので、フロントウイングのフラップ、翼端板、ボーテックスジェネレーターはプラパンにて自作、同じくリアウイングのフラップ、翼端板、ディフーザーの形状も自作加工しています。
バルクヘッド部分、マスシリンダー、ステアリングロッドもプラ棒、真鍮線、パイプを駆使して自作再現しています。ディティールアップも手を抜かず、リベット再現トップスタジオのパーツを使用、コクピット内部、ステアリング周りはスイッチやボタンを追加、シートベルトはニュースクラッチ製のものを使用し、ほぼ見えないですが、ペダルもプラ板にて自作再現してあります。
エンジン周りについてもトップスタジオメッシュホースやホースジョイント多数使用し、電装系プラグコード類追加しトップスタジオの電気コネクター使用しています。ECUはプラ板切出し積層にて製作再現。EXパイプ、溶接痕を極細ニクロム線巻き付けにて再現しました。エキパイ周りはエキパイクランプ、オキシゲンセンサー追加しました。アスセルワイヤー、リンケージをプラ板と洋白線にて再現。ギヤボックス、リンケージには真鍮線をパイプ組み合わせて再現。ラジエターパターンはファインモールドAE-16使用。配管類も追加しています。
足回り関係も手を抜かず、ブレーキキャリパーの開口再現。ローターの穴開け開口再現。センターロックナット形状再現。ブレーキホース再現、エアバルブも追加しています。
ボディ色はフィニッシャーズのライトガンメタル+ブラックにて調合の上、塗装。スポンサーデカールはスタジオ27製を使用しています。前後ウイング、シャーシ、モノコック、ブレーキ周りなどカーボン部分は全てデカールにて再現しています。ボディはガイアノーツのEXクリヤーにて仕上げ、ウイング等はEXフラットクリヤープレミアムで仕上げました。ディスプレイ用にカウルスタンド、ノーズスタンドをプラ板、プラ棒にて製作しています。