タミヤプラモデルベース完成品です。
1992年出走、ロータス107ミカ・ハッキネンが4位入賞を果たした第11戦ハンガリーGP仕様を製作しました。資料はGP CAR STORYおよびクローズアップ&ヒストリーを参考にしました。
製作は1/20F1モデルを得意とし塗装の質感に高い評価をいただいている竹田氏です。
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<工作>
ホイールのエアバルブを『さかつう/ 1/20エアバルブ』で追加。 サイドミラーの鏡面はスタジオ27のエッチング。 アンテナを『スタジオ27/FW14Bアンテナ』で追加。 ピトー管を0.3mm洋白線で追加。 シートベルトのモールドを削り、『モデルファクトリーヒロ/フレキシブルシートベルト赤』を追加。 ステアリングのスイッチを『ホビーデザイン 1/24 & 1/20 ノブスイッチ (A) 』で追加。 ステアリングのボルトを『アドラーズネスト/ブラインドリベットヘッドSSS 0.5/0.25』に置き換え。 コクピットパネルは『ホビーデザイン/1/24 トグルスイッチ(A)』、『アドラーズネスト/ブラインドリベットヘッドSSS 0.5/0.25』でディテールアップ。 ケース固定用のM3ナットを埋め込み。 グッドイヤーロゴはフィニッシャーズのタイヤテンプレートを用いて吹き付け塗装。
<塗装>
- カウル -
サーフェイサー1200で表面を整え、本塗装。 特徴的な4色のカラーリングは塗り分け。フィニッシャーズのブリリアントグリーン、ピュアグリーン、レモンイエロー、ミディアムイエローを用いました。 デカールはシュンコーモデルズ製を使用。 クリアーコートは『ガイアノーツ/EXクリアー』を吹き付け。 コンパウンドはソフト99、3M製の業務用のものを用いました。 ソフト99細目で肌調整を行い、3Mダイナマイトカット、ハード1、ハード2を順にかけ磨き上げました。
- カウル以外 -
サーフェイサー1000を用いて、見える部分のパーティングラインと押し出しピン痕を除去。 サスペンション等の細かなパーツもサーフェイサー吹きとヤスリがけをを繰り返し丹念にパーティングラインを消したので、画像をご覧ください。 シルバーは下地にグロスブラックを吹き付けた後にシルバー、メッキシルバー、フラットアルミを部材に応じて塗り分け。
タミヤ『ディスプレイケースC』付属。 台座はアクリル板乳白色を業者に発注し用意しました。
クリアーはラッカー系を用いるので、乾燥時間は余裕をもって計2週間取っています。 内訳は研ぎ出しまでに自然乾燥4日と加熱乾燥3日、仕上げクリアー塗装後に同様に自然乾燥4日と加熱乾燥3日。 改造部分を羅列していますが、最もこだわっている部分はカウルの光沢仕上げです。 ラッカー系を用いる事で塗膜をシャープに、磨きだしは表面のシボと磨きキズをライトで確認しつつ取り切るように努めています。